東京市場はレンジ取引が続きました。東京は休場明けとなりましたが、中国市場が引き続き休場ということもあり、積極的な売買はまだまだ乏しい状況でした。ドル/円は149.35円前後で寄り付きましたが、レンジ取引が続いています。一方、日経平均株価は早朝から堅調で、結局のところ終値ベースでも1000円以上の上昇を記録しましたが、為替市場の反応はあまり鮮やかではありませんでした。149.25-60円という30ポイント強のレンジを行ったり来たりしています。16時現在、円は149.45-50円で推移しており、欧米市場の開始を待っています。

一方、注目されていたのは「株価動向など」と「トランプ発言」です。前者に関しては、暗号資産（仮想通貨）のビットコインが2021年12月以来の5万ドルの大台を回復したことが話題となっています。また、本日の東京時間も5万ドル近辺での保ち合いが続いています。先月からはビットコイン現物に連動する上場投資信託（ETF）の取引が開始され、市場から好意的な反応が寄せられているようです。日経平均株価も堅調に推移し、結局終値ベースでも1000円以上の上昇を記録しました。円安が進行し、輸出関連株が堅調に推移しているほか、海外の機関投資家からの資金流入が続いているとの指摘もありました。対して後者に関しては、米国のトランプ前大統領が10日、「NATO加盟国がロシアによる侵攻から防衛しない可能性がある」と述べたことが、欧州諸国を中心に物議を醸しています。ドイツのリントナー財務相は「誰が次期米大統領になろうとも、米国と欧州の同盟国の関係は続く」と述べましたが、この冷静な反応は一部の意見に過ぎません。オランダの国防相も、「まさにロシアのプーチン大統領が望む発言だろう」と述べ、欧州だけでなく米国内でも非難の的となっているようです。

 

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ドル円 149.530で買い
149.571で決済 +4.1pipsで +41,000円でした。

ドル円 149.640で売り
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