東京市場では、ドルがわずかに安い動きとなっています。早朝から円安けん制の発言が相次いだことで、調整の流れと思われるドル売りが圧力となっています。ドル/円は寄り付いた150.80円前後が日中の高値で、ドルはわずかに安い水準です。大きな下落はなく、下値も比較的堅調でしたが、それでも150.40円レベルまでわずかに下落する場面もありました。利益確定売りに加え、久しぶりの150円台到達ということで、実需による売りも散発的に観測されました。現時点では、16時時点で150.45-50円で推移し、欧米市場を迎えています。一方、前日には1000円以上の上昇を記録した日経平均株価は、冴えない動きで260円下落して終了しました。

注目された材料の一つは「円安けん制の発言」です。米国の1月の消費者物価が予想を上回り、米国での早期利下げ観測が後退したことで、ドル/円相場が150円を超え150.88円まで上昇しました。これに対し、本日早朝から神田財務官や鈴木財務相などから「ドル/円相場の急激な変動に緊張感を持っている」との強い円安けん制の発言が相次いでいました。もう一つの注目ポイントは「米政治情勢」です。ロイターがイプソスとの合同調査の結果として、「米大統領選挙でバイデン大統領とトランプ前大統領の対戦となった場合は接戦となる可能性が依然として高い」と報じ、トランプ氏との支持率差が前月から縮小したことが注目されました。また、米上院が遅れていたウクライナなどへの支援法案を承認したことも注目されましたが、この法案が米下院を通過するかどうかについては不透明な状況です。

 

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ドル円 150.560で買い
150.584で決済 +2.4pipsで +24,000円でした。

ドル円 150.662で売り
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